柴田俊英 [まどか支部]


 今年の書展のテーマは「一瞬」。作品を見せていただきそのテーマをよくとらえてあると思いました。
 この書展が他の書展と違うところは、
一、パネルなどに展示しみせるだけでなく
二、会場全体のレイアウトが空間を利用したり、お茶、お花などをとり入れてあること
三、書だけでなく芸術、美術を広めるように創意工夫されていることです。
 さらに二〇一〇年の「風花山叢」につなげて日本の形、書の美を探究するという将来を見越しての書展であるということです。この書展に会員ひとりひとりの力が結集されていることを実感しました。私は「書」と「人生」、書をとおしていろいろなことや、ものをみるということが、今少しわかりかけてきたような気がしています。
 何故?どうして書を始めたのか。理由はいろいろあると思いますが「書と人生」「書」をとおしてみることなどを考え、これからも学んでいこうと思っています。

[close]