新幹線を岡山で降り、貸しきりバスに乗り換える。大きな橋に目を奪われながら、瀬戸内の景色を楽しむ。途中の島で昼食をとる。ここは外国かというような強引な写真撮影、断りきれずに橋をバックに記念撮影。出来上がった写真はみんな笑顔できれいな写真だった。これは梅雨時とは思われない、青い空が喜びを与えてくれたんだと思う。

猪熊弦一郎現代美術館

           


昼食をすませて丸亀の「猪熊弦一郎現代美術館」へ。全国でも例を見ない駅前の美術館。正面玄関は黄色の大きな物体と子供が書いたような動物の壁画、写真で見るよりもずっと訴えてくるものがある。中に入ると奥に受付があり吹き抜けのロビー、そして2階への流れるような階段、右手奥にはグッズコーナー。全体の見えかたがとても新鮮である。2階に上がると猪熊弦一郎の小さな彫刻、あるいはオブジェそれともままごと遊びというような物が、大きなケースの中に並べられている。入ってすぐの壁には猪熊が蒐集したさまざまなものが展示されている。喜びに溢れた物の形に、猪熊の表現の喜びがここにもきらきらと在った。吹き抜けの広い区画には大きな作品が並べられている。その広さが何か面白い。

この美術館は空間の切り方が実に面白い。ガラス越しに見る部屋の見え方や外の様子が好奇心や期待を起こさせる設えになっている。何があるんだろうとドアを開けると、そこには広い空間、上りと下りの階段があり目の先にはガラス張りのフロア―、矢印のほうへ上っていくと見えてくるのは、洒落たカフェであり、 彫刻である。そちらに進むと壁の奥に広い空間があり 、視界に入りだした壁面には大きな滝となって水が落ちていた。

ああ残念、こんなにいい所とは思わなかった。バス移動で予定が狂い、50分の予定がたった30分しか居れなかった。「イサムノグチ庭園美術館」は入館時間が決められており、3時までに入らなくてはならない。・・・悪いことをしてしまった。