中川農園傍観記

気の向くままに teisi

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2002
10/24thu

寸時舎へ白いもの展に出品する「WHITE GATE」を制作するために出かけた。その途中中川さんの稲がどうなっているか田圃によってみた。上の段の稲は刈って吊るされていた。まだ刈ってない稲は豊作で穂の付き具合が素晴らしい。明日からボチボチ稲刈りをするとのこと、手伝う約束をしたが、明日は用が出来てしまって手伝えない。
7/30tue

  
今日は次女の陽と一緒に中川さんの所を訪ねた。田圃がどんなになっているか見に行くと、正午の熱い最中草取りをしてあった。下の田圃は青々として成長がいい。草取りが大変だそうだ。中の田は黄色いイネが目立っている。肥料が足りないからで鶏糞をばら撒いてみるそうだ。
風車の具合を尋ねてみると、強い風の日はうなりをあげて回るが、継ぎ足した羽根が重くて風が弱いと回りが悪いらしい。軽くするために今度は削るそうだ。
おいとまして農園により、新しく来たカゲと風車を撮影。その後寸時舎へ。陽と二人でエゴの木の下で買ってきた昼食をとる。その後私は部屋の片付けをし、陽は友人に手紙を書いて時を過ごした。帰りの途中子ウサギに出合ったので記念撮影。

7/22mon
久し振りにゆっくりとした時間が取れたので、拾い物展に出品する「どこでもドア」を作りに寸時舎へ。途中コンビニで昼食の冷やしソーメンとお茶を買う。まず卵を買いに中川さんの所へ寄る。コーヒーを誘われて上がりこむ。色々な話が出てくる。奥さんと長男の遊君と2人での西表島への旅行の話。今年作り始めた水田の話。そして風車の話。やはりここは浮世離れをしている。そう対馬馬のカゲも農園にやって来ていた。まず水田を見に行く。段々畑の山手の上流の3枚を借りての米作り。一番下の一枚に自分で作った苗を植え、上の二枚は足りなくて近所の農家から分けてもらったそうだ。上流の田に苗田を作ったので、水が冷たくて苗が育たなかったそうだ。一番上の田は山の影になり日が当らないので2/3は成長してなかった。中川さんの田は除草剤を撒かずにやっているので大変だが、水田には色々な昆虫がいるし、トンボもたくさん舞っていた。除草剤を使っている他所の田には、なぜだか水が張ってない。それでトンボが全然飛んでいなかった。
田を見せてもらって、今度は風車の羽根の取り付けの手伝い。手に入れた風車が強風向だったため、全然回らなかった。それで自分でグラスファイバーを加工して樹脂で固めて羽根を広くしたそうである。無風状態なので取り付けやすいので今日思い立ったとのこと。手伝いといっても作業は鉄柱の上。作業が無事済むのをただ見ているだけだった。くらくらするような暑い陽射しで、足場も手元も不安定な所での作業は、とても大変そうだった。私も家に帰ってきたら顔と手が真っ赤になっていた。
作業が終わって、中川さんを誘って寸時舎へ。コーヒーを点ててのんびりとする。結局今日はどこでもドアへはたどり着かなかった。
3/9sat
 

 
教室の子供たちを連れて中川さんのところへ行ってきた。初めての子はアオが駆け寄ってきたのに驚いて、キャーキャー逃げていたが、すぐになれて触っていた。中川さんの子供たちと一緒に切り崩した山の斜面を登ったり、小川で遊んでから寸時舎へ行った。作ってきた陶器を焚き火で焼きながら、トウモロコシやウィンナーを竹に刺して、火にあぶりながら焼いて食べた。こうして食べるウィンナーはまた格別のようだった。
ちょいちょい山へ連れて来たいが、なかなか時間が取れない。今日も昼から塾のある子がいて、1時には山を降りてきた。
2/23sat

予定の2月9日が都合が悪く、今日になってしまった。仕事の都合で昼から手伝うつもりが、中川さんから生コンが早く来るので、朝からはじめたいと連絡が入った。川内さんに連絡して岩田さんと二人で早く行ってもらうようにした。
企画室の女性を代表して志賀さんと中山さんに、応援の手伝いをしてもらった。二人を車に乗せて中川農園に着いたのは、一時半に近かった。途中の茶畑の段々畑から、風車の鉄塔がしゃんと立っているのが見えた。到着すると中川さんの呼びかけで上田さんと尾形さんが見えていて、作業はほとんど終わりに近かった。鉄塔の基礎のコンクリートを流す手伝いを少ししただけでプロジェクトの初日は終わってしまった。
来週の木曜に四方にワイヤーを取り付ける作業をしてしまうと、プロジェクトはもう終わり。これから「形展」が始まり展覧会が続くので、回転する風車をバックに写真を取れるのは何時になるだろうか。

1/6sun
 

      
「風車プロジェクト」たいそうな名であるが、その一回目の会合を開いた。メンバーは川内・岩田・山口・中川・と私のいい年の男5人。写真は中川農園で風力発電の装置とソーラー発電のパネルを見せてもらっているところ。青いシートの上に載った白い横長い棒みたいな物が、風車の羽根。中川さんが立てて持っているのが移動用の風力発電の装置。右上の物は移動用の風車で軒先などに取り付けるタイプのもの。右下はソーラーパネル。風の無い時にも発電出来るようにと、セットで手に入れたということである。しめて40万は破格の値段だそうである。
中川さんの話を聞いた後寸時舎で鍋を囲んで相談。中川さんが焚き火の熾きの中で鶏を丸ごと一羽焼いてくれた鳥を頂いたが、格別の味だった。
2月9日(日)に支柱を立てるための土台を作りをすることにした。