慣例アクロス展ですが、毎年どういう書体にしようかと悩みから初まります。結果は満足できることは有りません。友人に案内状を渡すにも個人的には躊躇します。私の書などどうでもいい、いや、全体を見てくれるのだからと思い直してお渡しする、というところです。
係の仕事で受付けを致しますと、どういう練習するとあのように流れるような字が書けますか、と問う方が居らしたり、やわらかな顔をして有難度うございました、と笑顔を見せて下さったりの姿には、ホッとするものがあります。今回は、お茶の接待が有りました。二時間と短い時間ではありましたが、私共の書にはお茶が似合う。そうですお茶でもしながらゆっくり観賞したくなる書、場所、これからもそういう展示会に私は参加し続けようと思いました。
年毎に成長すればなお良いのですが、お茶の責任者の方、書芸院の色々な方々にお世話になりました。お陰様で有難度うございました。