直島文化村
高松港からチャーター船で直島文化村専用桟橋へ。さすがに瀬戸内海は船が多い、大きな船ともすれ違う。50分くらいで島が見えて来た。
映画のシーンを思わせるロケーションである。安藤忠雄が描いた空間に足を踏み入れた。わくわくさせる空気がある。今流行りのいたるところに現れる現代彫刻は、どうにも邪魔な存在に感じるのだが。ここにこれがあって嬉しかった。
傾いた大きな三枚の輝く物体、石の階段。写真が上手く取れてない。
10分くらい歩いたところに、国際キャンプ場はあった。今夜泊まるモンゴルのパオが並んでいる。ゆったりとした空間に浴場や洗面所の設備も整っている。 自分達のパオを確認、6時半のバーベキューまでのんびりくつろぐ。
のどが渇いたのでお茶でも飲もうかと思ったが、缶ビールを買ってデッキのチェアーに座り、青く美しく広がる海や島を眺めながら一人で乾杯。
時間は足りなかったがどこもすごかった。
夕食の後、夜の海を眺めながら語らっていて、ふと思い出した。美術館は9時まで開いているということを。みんなで行こうと思ったが、召集をかけるのも面倒なので4、5人で散歩がてら出かけてみた。夜のベネッセハウスもまたうきうきさせるものがあった。
中に入ってがやがややっていたら、カウンターにホテルの方が、「9時までと聞いてきたんですが」といったら、「いや、5時までです」といわれた。「それじゃ一寸いいですか」といって美術館の中をちらっと見せてもらって帰って来た。
24時間入れる温泉並みの大浴場に、ゆったり浸かって満足感を確かめる。後はパオの中で寝るだけ。ところが、中村さん松尾さんとの話がはずんで1時まで話していた。
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