行きつけのコーヒー店、20年来の長いつきあいで ある。オーナーの味がコーヒーの香りとなって、店内 に漂っている。時の流れからは、少し離れたところに いて、しかし現在をしっかり見据えての珈琲行。 守一の版画とともに飲むコーヒーは 至福の香りである。