茶杓

  

  

「artな書展」で使う茶杓を山口さんに作ってもらおうと、雨の中「杜工房」を尋ねた。前に来た時庭の木は葉を旺盛に繁らせていたが、今日はすっかり丸裸である。しかし窓が広々として気持ちがよい。右下のアフリカのスプーンを参考にして、今までにない新しい茶杓を作ってもらえればという、川口さんのアイデアを伝える。どんな物が出来るか楽しみである。写真に撮った二つの椅子は最近「四月の魚」で手に入れたもので、とてもいい椅子である。これを素に何か面白い椅子が出来るのだろう。もう一つの用件は茶室の床に都合のいい板を見つけることだった。手ごろな綺麗な板も見つかり、今日の用件は無事終了。帰りは「四月の魚」に寄って、表具に使える色彩のいいシルクのスカーフを手に入れて帰って来た。

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